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難関資格に挑戦した末路。それでもサバイバルするための処世術

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2時間ものの推理サスペンスのドラマを見て、颯爽と仕事をこなす高林鮎子弁護士や巽志郎弁護士みたいな人に憧れた方ってけっこう多いんじゃないかと思いますが、弁護士といえば、昔も今も文系資格最高峰の難易度を誇っています。

他にも、公認会計士税理士社会保険労務士といった難関の国家資格があったりするわけですが、「資格を取ると貧乏になります/佐藤留美 著」にはそういった難関の資格を取り巻く諸問題について詳しく解説しています。

タイトルの通り、上記の資格は難易度こそ高いものの、試験に合格した後はなかなか生計を立てづらい側面があります。その原因のひとつが規制緩和による合格者の増加だったりするわけですが、そういった事情の裏側や、法律事務所や監査法人に就職しづらくなっている状況を詳しく述べているので、これから資格に挑もうと考えている学生や社会人の皆さんにとっては参考になる部分が多いと思います。特に、司法修習生を終えた後に弁護士登録しない人の割合が全体の4分の1にまで達している事実は衝撃的でした。

 

難関資格に挑戦した末路。それでもサバイバルするための処世術
この本の救いは資格の底なし沼っぷりを嫌というほど指摘しつつも、それでもかろうじて凌ぐ道をわずかに提示しているところです。いつの世も、どんなに苦境に陥ろうとも、必ず成功する人たちがいるように、生き馬の目を抜くようなことができればなんとか凌げるものです。アディーレ法律事務所が回転すしのフランチャイズ経営に乗り出しているという実例も興味深い指摘でした。

他にもTOEICだけ高スコアで英語が話せないという本末転倒のよく聞く話も提示しており、英語公用語化を導入した某企業の内情も知ることができます。

この本で挙げている資格はすべて文系資格ばかりなので、おそらく理系の資格には文系ほど切羽詰まった事情はないものと推察されますが、理系版が出版されたら、それはそれで面白いかもしれません。


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