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中村俊介が主演する水曜ミステリー9「横山秀夫特別企画 永遠の時効」をお見逃しなく!

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中村俊介さんが影のある刑事役を演じる、水曜ミステリー9「横山秀夫特別企画 永遠の時効」が放送されることになりました。

あらすじ
山梨県警本部で殺人などの凶悪事件を扱う捜査一課の強行犯係は、3つの班に分かれ、互いにシノギを削っている。少しでも多く早く事件を解決し、次のヤマを食う…彼らを突き動かしているのは、その強烈なライバル意識だ。一班の主任・田中武次(中村俊介)は、腕利きの取調官。自分のことを「人の恨み方を知っている人間」だと言う田中は、心に闇を抱えている。

屋敷(相島一之)率いる特殊班に駆り出された田中は、何者かに拉致され性的暴行を受けた丹羽奈保子(入来茉里)の聴取を行っていた。2人組の男に監禁され山奥で放置されたというが、供述がどこか曖昧だ。そんな奈保子を、田中は極限状態の中で犯人に愛情を抱く"ストックホルム症候群"であると推測。報告を聞いた刑事部長・尾関(伊武雅刀)らは、奈保子を医療機関に託すべきか考え出すが、楠見(光石研)は、何かを見落としていると指摘する。

そこへ白骨死体を乗せた乗用車が、沼から発見されたとの一報が入る。奈保子が保護された場所と沼が近く、捜査中に偶然発見されたという。所有者は、10年前の12月に家族から捜索願が出ていた、ホステスの赤坂唯(田代さやか)。事件を任された一班は、車の移動経路などから不審な点に気づく。さらに当時、車両ナンバーの自動読取システムを調べるよう促した新聞記者がいたことがわかり、事件性を疑う。

出演者
田中武次/中村俊介
朽木泰正/田中哲司
楠見/光石研
田畑昭信/矢島健一
屋敷/相島一之
阿東久司/鈴木一真
魚住貴子/洞口依子
田中秀子/岡本麗
安土/菅田俊
丹羽奈保子/入来茉里
丹羽文代/栗田よう子
赤坂唯/田代さやか
森隆弘/鈴之助
殿村/川口力哉
尾関/伊武雅刀

スタッフ
原作/横山秀夫『永遠の時効』(集英社「小説すばる」所収)
脚本/窪田信介
監督/榎戸耕史

放送日
2014年6月25日 21時

あらすじをざーっと読む限り完全な本格ミステリーでして、2時間ドラマにありがちなジョークの要素が皆無な感じのドラマです。ガチの推理を楽しみたい方にはオススメだと思います。

くまよむは浅見光彦シリーズを演じている中村俊介さんのプチファンだったりするんですが、浅見光彦の時の優しい感じではなく、どちらかというとクールな感じの中村さんの演技に注目したいと思います。

事件は二人組の男に拉致監禁され暴行を受けた、入来茉里さん演じる丹羽奈保子が警察の取り調べを受けるところから始まります。中村俊介さん演じる田中武次は取調官で、奈保子の取り調べを行いますが、奈保子の証言は曖昧で、田中はストックホルム症候群を疑います。

くまよむはストックホルム症候群て、どこかで聞いたことがあるんですけど、知識としてあやふやな感じだったので、Wikipediaで調べてみました。

ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん、Stockholm syndrome)は、精神医学用語の一つで、犯罪被害者が、犯人と一時的に時間や場所を共有することによって、過度の同情さらには好意等の特別な依存感情を抱くことをいう。

1973年8月に発生したストックホルムでの銀行強盗人質立てこもり事件において、人質解放後の捜査で、犯人が寝ている間に人質が警察に銃を向けるなど、人質が犯人に協力して警察に敵対する行動を取っていたことが判明した。また、解放後も人質が犯人をかばい警察に非協力的な証言を行ったほか、1人の人質が犯人に愛の告白をし結婚する事態になったことなどから名付けられた。

だいぶ前に、サミュエル・L・ジャクソンさんの「交渉人」という映画を観たことがあるんですけど、あれなんか典型的なストックホルム症候群なんじゃないでしょうか。主人公のダニー・ローマンは冤罪をかけられ、人質をとって立てこもるんですが、徐々にダニーの冤罪が人質の人たちにも理解され始め、最後は手助けしてくれます。

ドラマの方に戻ります。暴行事件の捜査中に、奈保子を保護した近くの沼の中から、白骨化した遺体を乗せたクルマが見つかります。クルマの持ち主は10年前に行方不明になっているホステスの赤坂唯で、おそらく白骨遺体も唯のものと思われます。

田中はかつて唯が務めていたスナックを訪問し、洞口依子さん演じるママの魚住貴子に聞き取りを行います。その結果、唯は失踪前に店を辞めようとしていたこと、当時の常連だった鈴木一真さん演じる東西新聞の記者こと阿東久司が唯の失踪後に店に来なくなったこと、そして唯ではない女性と結婚していたことが判明します。唯の死には阿東が関わっているのではないかと田中は目星をつけますが、いまいち確証が持てません。

あらすじは取調室の奈保子に沼の死体のことを告げたところで終わります。奈保子は沼の死体に関して、どうやら心当たりがあるようです。

本格ミステリーだけあって、事前推理するのがなかなか難しいですね~。でも、くまよむは諦めませんよ!というわけで、がんばって事前推理してみます。

そもそも奈保子を拉致監禁した二人組って、どうなったんでしょうか。あらすじ上には逮捕されたとはでてきません。あくまで、奈保子が保護されただけで、犯人は野放しの状態だと考えてよいでしょう。ストックホルム症候群にかかるほどの同情すべき余地があったと思われるので、もしかすると後に見つかる唯の関係者なのかもしれません。

くまよむは最初、阿東と結婚したのは奈保子なのではないかと思いましたが、奈保子役の入来茉里さんは24歳ですから、10年前だと14歳になり、ありえない話だということに気付きました。

出演者の中に阿東と釣り合う年齢の女性が貴子以外に出てこないので、もしかすると阿東の結婚相手はドラマ上には直接出てこないか、あまり重要ではないのかもしれません。貴子ということも考えられますが、そうするとかなり狡猾な女性だということになりますから、それは除外したいと思います。

いずれにしろ、唯が死んでしまった原因は阿東である可能性が高いです。今回のドラマのタイトルは「永遠の時効」になっているんですけども、この意味が気になります。日本では殺人罪に対し25年という時効が以前は適用されていましたが、現状では時効そのものが存在しません。事件から10年経過しているわけなので、仮に25年が適用されていたとしても、まだ残り15年もあるわけです。

また、「永遠」という言葉が、どう機能するんでしょうか。「永遠」と「時効」というのは対義語として成立する関係なんですけども、意味合いとして考えられそうなのは阿東が最後まで逃げ切るか、自殺するかのどちらかだと思います。もしくは唯の関係者かもしれない最初の二人組に殺されるか。。。

唯に関していうと、ただ単にクルマと一緒に沈んでただけであり、他殺の証拠はないわけです。阿東と結婚できないことを悲しむあまり純粋に自殺しただけかもしれませんし、阿東がなんらかの手引をして沼に沈むようにしたのかもしれません。ドラマである以上、阿東がなにかやらかしたことに違いはないと思うんですが、証拠がない状況の中では、阿東が逃げ切る可能性が高そうです。事前推理としてはこんなものでしょうか。

2時間ドラマはいつも勧善懲悪で、最後は断崖絶壁の崖なんかで犯人が追い詰められるわけですが、たまには犯人が逃げ切ってもいいな~と、くまよむは思ったりします。長年2時間ドラマを観てきた人間のささやかな期待みたいなものですね、これは。

というわけで、「横山秀夫特別企画 永遠の時効」をお見逃しなく!

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